安全&簡単メールシステム「八里」
メールシステム「八里」はメールの安全性と運用性を簡単に高めることが出来ます。
動作概要
以上のような構成でメールの送受信を行います。
上図をご覧頂くとメールがHTTPまたはHTTPSで送信されていることがお分かりいただけます。
通常のメールプロトコルであるPOP3/SMTPではなくHTTPまたはHTTPSが使用されます。
ユーザPC構成
ユーザPC内部でPOP3/SMTPはHTTPまたはHTTPSに変換されます。
「八里」クライアントはユーザPC内部でPOP3サーバ/SMTPサーバとして動作いたします。ネットワークにはHTTPまたはHTTPSを送信いたします。
八里サーバ構成
上記ブロック図の通り八里サーバはJavaサーブレットとして実装されています。八里サーバはJ2EEサーバ上で動作します。
「八里」によるHTTP/HTTPSでのメール送受信の利点を以下のように考えております。
- ほぼどのようなネットワークでも利用できます。
- たとえばプロキシを使用してネットワークプロトコルを制限しているケースがあります。しかしHTTP/HTTPSを制限するケースは極めてまれです。「八里」はPOP3/SMTPをHTTP/HTTPSに変換することによりプロキシを通過することが出来ます。プロキシを通過させる際はネットワーク管理者とご相談ください。
- 簡単にセキュリティを高められます。
- POP3/SMTPをHTTPSに変換すればメールのセキュリティが格段に向上します。しかもS/MIME導入よりユーザセッティングが容易で、Webサーバの証明書を利用できますので新たな証明書購入による追加費用は発生しません。
- ほぼあらゆるメーラーがご利用いただけます。
- 通常のメーラーはどれもPOP3/SMTPを備えております。S/MIME等によるセキュリティ強化方法も存在しますが、いくつかのメーラーはS/MIMEを備えておりません。
- Web-Mailから開放されます。
- 通常のWeb-Mailは使い勝手が良くありません。WebブラウザはあくまでもHTMLブラウザでありメーラーとしての機能は十分に果たせないと考えております。
- LAN内でのセキュリティレベルが高まります。
- 残念なことですが昨今多くの企業から顧客情報が流出しています。その多くは情報管理体制の甘さから起きているようです。
- 顧客情報流出は経営の危機さえも招きます。
- 八里はメールサーバとクライアントマシンの間で暗号化が行われますので、クライアントマシンとメールサーバが乗っ取られていない限りメール内容のセキュリティは極めて高い状態にあると言えます。
- ホットスポットでメール送受信が出来ます。
- ホットスポットの本格的普及が始まりましたが、実はホットスポットは情報セキュリティに関しては大変危険な場所です。単にLANにPCを接続するだけのものです。
- 社内LANでさえ全ての人が正しい使い方をしていると言い切れない昨今にあって、ホットスポットでのメールの送受信はメールの内容を公開しているに等しい行為です。
- 八里をHTTPSで利用すればホットスポット内を流れるメールの内容は暗号化されます。
動作環境
クライアント |
Microsoft Windows-XP, 2000, Me
(Apple Macintosh OSX版は9月下旬公開を予定しております。) |
サーバ |
JavaServlet2.1以上のサーブレットコンテナを備えたJ2EEサーバとJDK1.4.2_09以上 |
八里は有限会社コモナの商品名称です。
Windowsは米国Microsoft Corp.の登録商標です。
Macintoshは米国Apple Computer, Inc.の登録商標です。
Javaは米国Sun Microsystems, Inc.の登録商標です。
その他の社名、製品名、サービス名は、各社が保有する登録商標、商標またはサービスマークです。
2005/09/14 有限会社コモナ
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