独自プロトコルのインターネット対応とセキュア化について

現在弊社にて開発を進めております「八里」はメールプロトコルとWebプロトコルとを変換するシステムであります。
今回このシステムの販売をソースコード付きにて行うにはある戦略があってのことです。

ご存知の通り、メールプロトコルは通信シーケンスの前後関係が厳密に定められたモーダルなプロトコルです。
一方Webプロトコルは基本的に１回１回の通信に前後関係を持たないモードレスなプロトコルです。

この部分を橋渡しする「八里」の機能を多くの皆様のお役に立てたいと考えております。

世の中に独自プロトコルで構成されたシステムがどの程度存在するのか存じ上げないのですが、音声や映像といったリアルタイム性を要求しないほぼ全てのプロトコルのWebプロトコルへの変換をこの「八里」で用いた技術が流用可能であると思います。

この技術を利用することによって以下のメリットを享受できます。

• ほぼ全てのネットワークで利用可能となる

  たとえばプロキシなどを用いて外部ネットワークへのアクセスを制限している環境においても運用が可能です。

• 容易にセキュリティレベルを向上させることが可能となる

  独自プロトコルのセキュア化には多くの工数が要求されます。中でもサーバ側の実装には多くの工数をかける必要があります。

  「八里」の技術は広く普及したApacheやIISといったWebサーバとの通信を前提としております。これによってサーバ構築の工数を大幅に削減できます。

  またクライアント側もHTTPSを利用しておりますので、新たな脆弱性が発見された際の対応も迅速に行えます。

たとえば社内ネットワークなどで利用されている有用なシステムを少ない費用と工数で安全にインターネットに公開することが可能となります。

ご興味がおありの方は下記までお問い合わせください。
info@comona.co.jp

2005/08/28 有限会社コモナ

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